はじめに
こんばんは。2歳の息子がいる映画好きママ、竹内麻衣です。いつもは夜泣き後、静まり返ったリビングでこっそり映画タイム……なのですが、今回の『MEGザ・モンスター』は、珍しく映画館で鑑賞しました。
というのも――ジェイソン・ステイサム × サメ映画。この組み合わせ、冷静に考えてもかなりレアじゃないですか?元DVDレンタル店員として、サメ映画もステイサム映画もそれなりに観てきましたが、この二つが正面衝突する作品なんて、そうそうありません。
「これは絶対おもしろいやつでは?」「大スクリーンで観たら最高なのでは?」そんなふうに、期待値はかなり高めで席に座りました。……結果から言うと、その期待は、わりとあっさり裏切られました。
あらすじ
人類未踏とされる「マリアナ海溝」を超える深海が発見され、海洋研究所の探査チームが最新の潜水艇で調査へ向かう。そこには冷たい深海とは異なる温かな海域と、幻想的な未知の生物世界が広がっていた。しかし調査中、巨大な“何か”に襲われチームは絶体絶命に。救助に向かった深海レスキューのプロ、ジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)が目にしたのは、200万年前に絶滅したはずの巨大ザメ――メガロドンだった。
結論から|MEGザ・モンスターは正直ひどい…期待しすぎた私が悪い?
まず結論からお伝えします。「映画としては正直ひどい。でも、完全に駄作とも言い切れない」これが、一晩考えた末にいちばんしっくりきた感想です。
映画館の大スクリーン、迫力ある音響、そしてステイサム×巨大ザメという最高の素材。なのに、なぜこんなにも気持ちが乗らなかったのか。理由ははっきりしています。この映画、とにかく感情の誘導が露骨なんです。
「ここは感動するところですよー!」「はい、今からドキドキしてくださいねー!」……と、映画の向こう側から制作陣の声が聞こえてきそうで。元DVD店員として数えきれないほど映画を観てきましたが、こういうあからさまな演出が続くと、どうしても一歩引いてしまいます。
パニック映画好きには物足りない理由
恐怖が積み重ならない
私はこれまで、サメ映画・モンスター映画・パニック映画をそれなりの本数観てきました。B級でも好きな作品はたくさんありますし、死亡描写が多くても、恐怖が丁寧に積み重なっていれば評価したい派です。でも、メグザモンスターは違いました。
パニックが起きる
↓
「あ、危ない!」と思う
↓
気持ちが追いつく前に次の展開へ
この繰り返し。
結果として、ハラハラする前に場面が変わってしまい、映画館なのにどこか冷静な自分がいました。「今日はとにかくパニック映画が観たい!」そんなテンションの夜には、正直あまりおすすめできません。
ステイサム無双はもはや様式美
それでも観られてしまう理由
とはいえ、救いもあります。それはもちろん、ジェイソン・ステイサムの存在。サメ vs 生身の人間。普通なら「いやいや、それは無理でしょ」と全力でツッコミを入れたくなる設定です。でも――ステイサムだから成立してしまう。ここがずるい。
どんな無茶な展開でも、「まぁ…ステイサムだしな」となぜか納得させられてしまう。ゲーマー目線で言うなら、最初からチートキャラを選択している状態です。笑
中国資本ゴリ押しが気になりすぎる
個人的にいちばんつらかったのが、ここ。中国資本の存在感が、もう、びっくりするほど強い。物語の流れよりも、「ここ中国すごいでしょ?」「この施設、最先端でしょ?」という圧が前面に出てきてしまい、映画への没入感がどんどん削がれていきました。映画館で観たからこそ、この違和感が余計に目立った気がします。
マシ・オカ出演にびっくり
唯一テンションが上がった瞬間
そんな中、完全にノーマークだったのがマシ・オカの出演。「あれ?この人、どこかで見たような…」と思ったら、まさかの本人。これは素直にテンションが上がりました。こういう予想外の発見があるのも、映画を観る楽しさのひとつですよね。
正直な本音
続編が出てるけど、観る気は起きない
実はこの映画、続編『MEG ザ・モンスターズ2』も公開されています。……が、正直に言います。今のところ、観る気は起きていません。理由は単純で、「次はもっと良くなってるかも」という期待より、「たぶん同じノリだろうな」という予感の方が勝ってしまったから。これもまた、最初の期待値が高すぎた反動なのかもしれません。
ママ目線まとめ
MEGザ・モンスターはこんな人向け
✔ ジェイソン・ステイサムがとにかく好き
✔ 映画に深さは求めない
✔ 多少ひどい映画も笑ってネタにできる
逆に、
✔ 緻密なパニック描写が好き
✔ 感情を押しつけられる演出が苦手
✔ 映画館で「お金払ってよかった!」と思いたい
そんな方には、少し合わないかもしれません。
おわりに
「ひどい」と言いながら語りたくなる映画
正直、手放しで褒められる映画ではありません。でも、「ひどかったよね〜」と誰かと語りたくなる。それもまた、映画が持つ不思議な価値だと、私は思っています。今夜も息子が寝たあと、「次は何を観ようかな」と配信サービスを眺めながら、こんな時間を大切にしていきたいです。
それでは、また次の映画で。



コメント
個人的には好きですが賛否両論あることに驚きを感じました。色々な目線で見方が変わるんですね!