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【辛口酷評】『ランニング・マン』感想|世界観がバラバラでガッカリ。でも音楽は最高(ネタバレあり)

レビュー
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こんにちは。DVDショップで10年働いてた、竹内麻衣です。2歳の男の子と、犬2匹+猫1匹、大好きな夫と賑やかに暮らしてます。寝かしつけ後は配信、休日は息子を夫に任せて映画館へ。

今回は 「ランニング・マン」 を観ました。母目線のツッコミ多めで、良いところはしっかり褒めつつ、気になる点は遠慮なく刺す、今回はかなり毒舌レビューです。


作品情報

  • 作品名:ランニング・マン(原題:The Running Man)
  • 劇場公開日:2026年1月30日
  • 上映時間:133分
  • 映倫区分:PG12
  • 配給:東和ピクチャーズ
  • 監督・脚本:エドガー・ライト
  • 原作:スティーヴン・キング(リチャード・バックマン名義の小説)
  • 主な出演:グレン・パウエル、ジョシュ・ブローリン、コールマン・ドミンゴ、リー・ペイス、マイケル・セラ、ウィリアム・H・メイシー、エミリア・ジョーンズ ほか
  • 音楽:スティーブン・プライス
  • 製作国:イギリス/アメリカ合衆国

あらすじ

職を失い、娘の治療費に困るベンは、巨額の賞金が得られるリアリティショー「ランニング・マン」に参加します。しかしその実態は、殺人ハンターに追われ、さらに視聴者からも狙われる「捕まれば即死」の30日間のデスゲームでした。


先に結論:私は「星2」

…期待したぶん落差がデカい

正直、展開と演出がぜんぜん合わなかった。ベイビー・ドライバーとラストナイト・イン・ソーホーがブッ刺さってたから、期待値MAXだったのも悪い。設定も音楽も映像も素材はいいのに、世界観と流れが中途半端で全部をダメにしてる…って感じ。でも、音楽だけはマジで良かった。サントラ欲しい。


良かったところ

序盤の近未来アングラ感、めちゃ好き

荒廃した街、汚れた服、薬局に並ぶ母たち、宙に浮くモノレール…「うわ、世界観いいじゃん!」ってワクワクしたんだよ。最初は。

オープニング曲+テロップの番組感は好き

曲はさすがスティーヴン・プライス。「ベイビー・ドライバー」「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」やってる人だけあって、今回も最高だった。オープニングの番組っぽいテロップ演出は、掴みとしてかなり良かったと思う。

自動運転タクシーとか小道具、刺さるのは刺さる

タクシーが自動運転だから、運転手が後ろ向いて喋ってるのとか、近未来っぽくて嫌いじゃない。でも、お前いらなくない?とも思ったけど。郵便物入れたら「thank you」って言って飛んでくやつ、あれ便利だし可愛いし好き。

トランク視点カーチェイス

これだけはマジで斬新。ずっとトランクの中=主人公目線のカーチェイスで、頭ガンガンぶつけてるのとか笑ったし、最後にトランク開いて「ひょっこりはん」状態で敵と対面するのも最高に変。

エミリア・ジョーンズが可愛すぎ

コーダ あいのうたの時と違う雰囲気で、中盤の彼女、ほんと可愛い。私はそれだけでも観る価値あった。


ここが無理だった

酷評ポイント、いきます

① 参加の流れが早すぎて笑う

冒頭のCMからの「パパはあんなに馬鹿じゃないよ」→即参加、展開早すぎて置いてかれたw「え、そこもうちょい葛藤ない?」ってなった。まぁでも展開的にしょうがない。これはわかる。

② オーディションが超ダイジェストで、もったいなさすぎ

過酷そうな試験を突破していく流れ、めっちゃ面白くできる素材なのに、体感3分。例えるなら、イカゲームとかカイジのシーズン1を3分で一気見した感じ。あそこだけで2時間映画作れそうなのに!って思っちゃった。

③ いざ番組が始まると、番組演出が安っぽい

番組そのものの「作り物感」が強くて、緊張感が入ってこない。司会者(ボビー・T)の演技だけが唯一評価ポイント。あの近未来な設定なのに、何あの昭和感のある一段上がったあのステージ(笑)

④ 世界観が途中から現代社会に寄って、没入感が死ぬ

序盤のアングラ近未来にのめり込んだのに、途中から高速道路や街が「え、普通の現代じゃん…」って景色になってくるのがキツい。世界観どうした!?予算ないの!?路線変更した!?って萎えが加速。ここで一気に集中力切れた。まだ「17日目」で「えええー」ってなったもん。

⑤ フェイク動画が蔓延る世界なのに「信じちゃう」展開が雑

匿ってくれた家のお母さんが、フェイク動画見てキレて追い出すシーン。本人目の前にいるのに見抜けないの、無理あるって…近未来設定なのにそこだけ都合のいい無知すぎてイラッとした。

⑥ 主人公のキャラのブレが気持ち悪い

終盤まで「直接手を下さない」感じで来たのに、終盤で急にあっさり刺し殺してて拍子抜け。「え?この流れで急にそこ行く?」ってなった。

⑦ ラストの畳み掛けが納得できない

散々煽って映像流しまくってたのに、今さら「逆にヒーロー」路線は無理がある…私は乗れなかった。マスクのハンターの素顔見せも、見せたのに「で?」で終わって、ドキドキがゼロって逆にすごい。その前の情報が足りなすぎて、ええー!とはならんのよ。


気になりすぎた小ネタ集(誰も気にしてないやつ)

  • 2歳の子を抱っこしてるシーン、どうやってあんなに他人の腕の中で寝れる演技したの!?(うちの2歳、絶対ムリ)
  • バスタオル腰巻きで逃げる場面、もうここで死ぬだろwって冷めたし、タオルめくれてないのも気になる
  • 追ってくる球体カメラ、ハロみたいで可愛かった(喋らないけど)
  • 道のゲート、DEATH STRANDINGに既視感あって「これ絶対見たことある…」ってなった
  • 空港使えるなら「国外逃げたら勝ちじゃない?」って野暮なこと考えちゃった(番組知らない人多そうだし)

後ここまできたから言わせてもらうけど、公式HPとパンフレットのデザインもめちゃくちゃ違和感あるからね!?メインカラーの赤✖️黒に、なんかいきなりピンク✖️黄色のデザインでインタビューページとか作られてて・・・もう途中バービーのページ間違えて入れちゃった?ってくらいもう違和感だよ!そんなとこまで気になっちゃうくらい酷評だよ!もう笑えてきたよ!!!


「アメリカーノス」って何?(あの謎番組の正体)

あの「アメリカーノス♪」みたいな変な番組、調べたら作中で流れるリアリティ番組(The Americano)扱いで、カーダシアン一家みたいなリアリティ番組のパロディとして言及されてるレビューがあった。だから「元ネタ作品がある」というより、セレブ私生活垂れ流し系の風刺ネタっぽい。(とはいえ、あそこだけ妙に気持ち悪くて、私は地味に好きだったw)


まとめ

この映画で学んだこと

「43年前に書かれた未来なんだから、世界観が古くても仕方ない」って意見もわかる。でもさ、作品として時代背景と世界観の統一感を作るのってマジで大事なんだなって、この映画で逆に学んだ。

そして最後に本音。
映画レビューの仕事も欲しいんだけど、ここまでボロクソに書いてると仕事来なくなりそうで泣く。
どうかお仕事先の人たちに、このレビューが届きませんように。

関連リンク

1)いま劇場で観たい方

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2)配信で観たい方

現時点では未配信(2026年2月7日時点)

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3)レンタル派の方

配信が来る前にレンタルで観られることもあります。

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